こんにちは、はくすいです。
父の三回忌の供養で函館に行きました。
父の亡くなった年には納骨で、昨年は一周忌で、今年は三回忌でと3年続けて函館に行っています。
おかげで姉ふたりと毎年旅行に出かけている気分です。
ふたりの姉は父とは血の繋がりはありません。私とは異父姉妹です。
ただ、姉たちが小学生の頃に母が再婚して、姉達の父親は亡くなっていたこともあって実の姉妹のように育ちました。
とはいえ戸籍では私だけが父の子で長女になるため私が喪主をしています。そんな事情で父の仏事に関しては私が全て事を運びます。
函館行きの交通手段や宿泊先も私が決めます。私たちは住まいがそれぞれ東京と千葉なのでそれほどの苦はなく旅行の手配はできます。日程さえ決めれば旅行社で予約するだけですから。
ただし観光場所や食事も私が決めるのでそれがたいへん。
今回は3年続けての函館なので主な観光地はすでに行ってしまっていて、さてどこを観光しましょうという感じでした。姉たちに聞いても「どこでもいいよ〜」との返答。
「あぁ〜、困った」
法事といってもお寺に行ってお経をあげてもらうだけなので1時間もあれば終わってしまいます。
そこで近くにいくつかお寺があるようなので法事の後、和尚さんにお勧めのお寺を聞いたところ、すぐ近くの曹洞宗のお寺である高龍寺を教えてくれました。
高龍寺は函館で最古の木造のお寺で箱館戦争や函館の大火にもめげず、函館の歴史とともに歩んできたことになります。
行ってみると確かに高龍寺はかなり趣のあるお寺でした。古い木造建築ということでさらに風格が感じられました。
今回私は、御朱印帳を持っていたので御朱印をお願いしたところ、「お待ちの間にぜひお寺の中をご覧ください。」と言っていただいたので見学させてもらいました。
◇ 回廊
◇ 臥龍廊と開山堂内に祀られた五百羅漢
残念ながら写真はこれしか撮りませんでしたが、本堂も重厚でありながら煌びやかで、素晴らしい彫刻も見られます。
もし函館に行くことがあれば一度は行ってみてもいいかもしれません。