日常

編み物はデジタルとアナログの両方のチカラで

こんにちは、はくすいです。

 

去年の10月から今年の1月にかけてカーディガンを編みました。

数年ぶりの編み物でしたが何か大作を編みたかったのでオットのカーディガンを選びました。

糸も買い、足りなかった棒針も買いいざ取り掛かろうとして編み図を細かく見始めたら「あれっ!裾のゴム編みから身頃に移る時に目を増やすの?えっ!どうやって増やせばいいの?」

私はこれまで編み物を習ったことはなくそれでも本を見ながらマフラーはもちろんのこと、いくつかベストやセーターを編んだ経験はありました。

ただ、裾から身頃に移る時に15目も増やして編んだことはありませんでした。

こんな時頼りになるのがインターネットです。色々と検索していたらなんと知恵袋的なページに、まさに私が編もうとしてるもので同じ疑問のある人がいるではありませんか。本の編み図のコピーが出ていたので間違いありません。

便利ですよね。これでひとつ問題解決です。

やれやれと思ったら今度は、模様編みの記号図でつまずきました。

当然のことながら編み物の本には編み図全体は出ていません。例えば100目、120段を編むとしても100×120のマス目全部に記号が書かれたものが載っているわけではないんです。

上図のような感じで模様のパターンがわかる範囲だけが書かれています。

これがを左右反転したものを足して全幅分になり、菱形状の模様を何度か繰り返し編み進めて後ろ身頃全体になります。一般的にはこれで作品を編み上げることは可能です。

私も最初の数段はこのような編み図だけで編みましたが途中で間違えたらもうめんどくさい。それに間違えた時の修復も編み物の基礎本と首っ引きなのでたいへんです。

私の場合は編み終えた段の数え方さえもおぼつかなくて間違えた時がメチャクチャ手間がかかるんです。

で、間違いを極力なくすために全体の設計図を作ることにしました。多少の手間はかかりますがパソコンでエクセルを使えば記号は同じパターンの繰り返しコピーでできますし、ついでに袖ぐり、襟ぐりの減らし目も編み図に反映することも可能です。おかげで洋裁の型紙のようなものが作れました。

これは後ろ身頃全体ですが、他に左右の前身頃と袖の全体編み図も作りました。図では見にくいですが袖ぐりの減らし目も襟ぐりの部分もちゃんと表現しています。

これさえできればあとはただただひたすら編み進めるだけ。

となりそうですが一気に編み上げるわけではないので途中で止めたら何段目まで編んだかを覚えておかなければなりません。以前は一段編むごとにいちいち数字を書いていました。でも、今は目数や段数が記録できる編み物カウンターのアプリがあるんです。便利ですよね。ちょっとしたことなんですがこれは本当に便利でした。

そして結局は編み物をしてる間中パソコンとスマホは常に傍に存在していました。

 

編み物ってとっても素朴でアナログな感じがしますけど実はデジタルととっても相性がいいことが分かりました。

でも、次はパソコンもカウンターも使わないマフラーを編むことにします。

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